愛農高校内は先週末から一・二年生のみの生活となっていました。
三年生は修学旅行で5泊6日の日程で沖縄県へ行っております。
「沖縄で過去を知り、今を見つめ、未来を考える」ということを目的とし
一日目に萱野湾、二日目に嘉手納・読谷・辺野古、三日目に南部戦跡地、四日目と五日目で西表島に渡り、六日目に帰路というスケジュールで平和学習と沖縄の自然を体験しています。
また一日目の夜には、姉妹校の愛真高校の生徒さん(こちらも修学旅行で沖縄県に来ていました)と一緒に沖縄戦を実際に体験された方からのお話を伺い、とても良い学びの時となったそうです。
戦争という悲惨な事実から目を背けず、実際に足を運び自分たちの目で見てくるという貴重な体験をする。
この学びをこなすのにはまだまだ時間をかけないととは思いますが、ぜひ考える機会にして、自分の中に実りあるものにしてほしいです
そして1940年代の話だけでなく、現在も沖縄県で続いている問題にも触れてきています。
嘉手納での米軍基地、辺野古の埋め立てのこと。様々な問題の中にある沖縄ですが、その最前線で活動しておられる方々と会い、活動の一端を知る。戦争が過去の話ではなく、現在にも尾を引く問題として捉えなければいけないと知らされます。
回った場所をすべてあげるときりがないのですが、平和祈念館や、ガマ、慰霊の塔や集団自決が行われた場所などをめぐりました。
もう沖縄から関西空港に出発している時間ですが、帰ってきた彼らが何を語るのかを心待ちにして、迎えたいと思います。
【ヤマハタ】