皆さんこんにちは。大変お知らせが遅くなりましたが、大地の再生講座10/9の報告を少し。
今回は基本的に前回の施工箇所を手入れ。竹を切ってコルゲートパイプを通す。
農業に携わっていて思うことですが、「このやり方をしたらうまくいく」「これが効く」など即効性で結果の出ることってどうなんだろうかと思います。今社会は「ゼロ時間」という投資から利益までがなるべく早いサイクルで回るように(つまりゼロ時間で結果が出る)なろうとしていると思います。でも人間自体が毎日の積み重ねで少しずつ経験値を足し、成長するように、本当は社会もそうなんじゃないかと思ったり…。
今回の再生講座で行った手入れはまさにそれで、自然の応答に対して返答する作業でした。少しずつ様子を見るしかない。様子を見て手当てするしかないんだと思います。矢野さんの講座では常にそのことを伝えておられて、「自分の感覚を大事にしてください」といわれます。感覚は観察して感じることで養われると思います。
日々変わりゆくものは必然性からそうなっているのでしょう。その必然の理由を少しずつ分かっていけたらいいなぁ。
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