報告が遅くなってしまいましたが、北海道実習が無事、終わりました。
3年ぶりに北海道せたな町の農家さんを中心にコロナ感染拡大の中、ご厚意により受け入れていただきました。8月20日から30日までせたな町の8軒(酪農家6軒、野菜農家1軒、米農家1軒)の農家さんと七飯町の山田牧場にそれぞれ2~3人ずつお世話になりました。また、福島県でも生徒1名がお世話になりました。
この10日間、農家さんの生活に混ぜていただき、家族として受け入れてもらいました。
沢山の芋を手で拾ったり、放牧している牛を追い、搾乳を朝夕とさせていただいたり、普段の学校生活ではできない規模で作業の経験を沢山させていただきました。また、美味しいご飯をたくさん頂いたり、せたな町を案内したりしていただきました。ここには書ききれないくらい様々なことを経験させていただき、お話をさせてもらい、とても充実した実習の期間だったのではないかと思います。
最後の方で少しバタバタしてしまいましたが、農家さんに沢山お世話になって無事に過ごすことができました。
農家さんの優しさを沢山いただけたこと、家族として受け入れていただいたこと、生徒、職員一同、感謝してもしきれない、そんな10日間でした。また来年以降もしっかりと引継ぎをして、この関係が続くことを願っています。せたなの皆さま本当にありがとうございました。
8月30日はせたなの農家さんとお別れした後に、長沼にあるメノビレッジに伺いました。
大地再生農業(Regenerative Agriculture)について実践を通した生き方や考え方について教えていただきました。
8月31日に新千歳空港から三重県の愛農高校へ戻ってきました。
北海道のきれいな空気と涼しさに慣れていた生徒たちは暑さと疲れもあって、バスの中では撃沈して寝ている生徒も多かったです。
コロナ感染の心配もありましたが、無事に全員元気で通常の学校生活が始まりました。
北海道実習を通して学んだことを少しずつ消化していき、今後に生かしていけたらと思います。お世話になったすべての方に感謝です。ありがとうございました。 [青野]