私たちの役割。一つ目は小さくて頑丈な暮らしを模索し続け、思考を続ける場所であることです。その中で「この暮らしは続くのか」を問い続けること。これが大事だと思っています。なるべく飼料は国内産や自給をめざすことや、地元の刈草を発酵した資材を引き受けること、肥料をあるもので自作することなど、農業だけでも試行錯誤の毎日です。
それ以外にもライフラインの自給を目指すことや、人と人が暮らすために何を大事にするべきかを討論することも暮らしの模索です。
愛農高校は完成したコミュニティではありません。でも暮らしは明日も明後日も続きます。どうやったら暮らしは続くのか。本当にこれでいいいのか。机上ではわかりません。本当に暮らすから問えることがあるはずです。