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愛農のクリスマス(礼拝)

12月19日の夜にクリスマス礼拝があり。20日はクリスマス祝会がありました。その様子を少し紹介します。

今回の礼拝は山のハム工房ゴーバル代表の石原潔さん。潔さんは姉妹校の山形にある独立学園卒業で、同窓生の桝本進さんと一緒にゴーバルを立ち上げました。愛農高校は専攻科先としても研修先としても、ゴーバルにお世話になっていてとてもご縁の深い方です。

講演の中でスイスの神学者カール・バルトの言葉を紹介してくれました。「キリストの復活とその現実はまさに接線が縁に接触するようにしか歴史の中の事実とはならないのです」。それを図解したのがこの写真。すごい熱量と物量をもって「自分の世界(歴史の世界)」に「永遠の世界」が飛び込んでくる。でもそれは一瞬の接点かもしれない。そして、それはそこここにある。日々の暮らしの中で、その神に出会ったと感じたときに、それと真摯に向き合うこと。それが大事だよと潔さんは話します。

そしてこう続けます。「いいんです。その後にそこから離れても。その時にちゃんと向き合えれば」。常に全開でというわけにはいかない。でも「あなたの真ん中はなんですか」と、自分に問われたときはちゃんと向き合おうと。

潔さんの軟らかい人柄と言葉に諭されるような、素敵な時間でした。

この写真は何に見えますか?先の接線の図、なんですが、これはサッカー好きな潔さんの面白いところ。実は今回の接線の話は、日本のスペイン戦で起きた三苫選手の奇跡的な折り返しの瞬間に思いついたとか。